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すす払い


今日は 岡本太郎さんの『明日の神話』が 渋谷マークシティ連絡通路に

公開された記念日です。 その日を前に毎年この時期に すす払いが 行われていて今年で9回目になるそうです。 昨年 渋谷芸術祭に参加したご縁で 私も 今年すす払いに

参加させていただきました。 最終電車が走り終わったあと 始発が走り始めるまでの 間に作業をします。 最初に 絵の前に 足場を組んでいただくのを みんなで見守ります。 鉄の板と棒が 手際よく つぎつぎとつながり 足場ができていきます。 終ったら  足場にのぼり ハケを使って やさしくホコリを 掃除機の吸い込み口に 持っていきます。 やさしくやさしく ホコリを吸い込んで いきますが それでも 剥がれてしまうことも あります。 修復家の先生も いらっしゃって 剥がれてしまったものが どこの絵の具なのか パネルに番号をふって ちゃんとわかるように しています。 5.5メートル×30メートルの 大きな絵なので 何日かにわけてみんなで作業をします。 『明日の神話』を渋谷に恒久設置する前から 携わっていらっしゃる方々 おともだち先輩に おそわりながら作業をしました。 初参加の私は 上から三段目の 一番下の段で作業をしました。 とてもお世話になっている NPO明日の神話保全継承機構の方が 大好きとおっしゃる  みどりのキツネさんと呼んでいる辺りを  きれいにしました。 間近で見られる嬉しさもあり 貴重な経験をさせていただいて ますます『明日の神話』が 好きになりました。 明日の神話保全継承機構。 みんなで大切に 保全して 継承していく機構と いうのを実感しました。 一年のうち今が一番きれいな時。 今日も会いに行こう。 

みどりのキツネさん

ヘルメットと安全ベルトとマスク 安全第一

すす払いのまえ

すす払いのあと

『明日の神話』


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